忙しい平日の朝、朝ごはんを簡単に済ませたり、食べる時間すらもない女性も多いのでは!?
しかし、朝食を食べることは眠っていた体にエネルギーを送り、脳や内臓を活発にする上でとてつもなく重要。何よりも、栄養価の高い食べ物で一日をスタートさせることは、内側から美しい体を作る上で、絶対に欠かせない習慣なのです。
そこで、美しく健康的な姿を手にいれるために、今からでも試せるおすすめおしゃれ朝食メニューをご紹介します。見た目もかわいく、味もおいしい朝食のためなら、いつもよりちょっとだけ早起きして、ゆとりのあるおしゃれな朝食タイムを送りたくなること間違いなしです!
目次
チアプリン・オーバーナイトオーツ
朝は健康的な食材から一日を始めたいですよね!
そこで、健康食材を使った朝食メニュー2品をご紹介します。
チアプリン
プリンといっても、卵は使用せず、焼く工程もなく、チアシードとミルクをあわせるだけで作れる超簡単メニューです。
古代マヤ語で「強さ」を意味するチアシードは、南米原産の小さな種のこと。黒いものと白いものと2種あり、栄養価はどちらも同じです。チアシードは、食物繊維、オメガ6脂肪酸、オメガ3脂肪酸、鉄分、マグネシウム、カルシウム、タンパク質、ビタミンC、抗酸化物質などが豊富に含まれたエネルギー満点のスーパーフード。腹持ちにも優れており、その秘密は水分と一緒になると種一つひとつがジェル化して膨らむこと。このジェル化の作用がミルクの中で働くことで、一緒に混ぜて冷蔵庫に数時間おくと、ふしぎなことにプリンのような食感になるのです。また、ミルクとチアシードの割合を変えるだけで、自分好みの固さに簡単に調節できるのもうれしいポイントです。甘くするにも砂糖だけでなく、メープルシロップやはちみつなど好きなものを使って楽しめます。
さらに、牛乳が苦手だったり、アレルギーの方でも、豆乳やココナッツミルク、アーモンドミルクをはじめとするナッツミルクを使っても同じように固まるので安心。逆に植物性のミルクでつくることで、味も変化し、様々な栄養も取り入れることができます。
前日の夜にチアシードとミルクをかきまぜて作っておけば、朝は食べるだけで手軽すぎる朝ごはんに。フルーツやナッツなどでかわいくトッピングすれば、彩りも華やかになります。冷蔵庫では3日間保存できるので、作りおきしておくのも良いかもしれません!
オーバーナイトオーツ
こちらもミルクをおいて一晩おくだけで完成する健康朝食。煮ないと食べられないと思われがちなオートミールを、水分に浸して冷蔵庫で寝かすことで、とろとろにふやかして食べやすくするメニューです。
オートミールとは、オーツ麦を乾燥させて押しつぶしたもの。タンパク質や脂質は小麦よりも多く、食物繊維やミネラルもたっぷりと含み、栄養価は玄米よりもはるかに高い食品です。食物繊維の多さと、水分とふやかすことで生まれる満腹感とその持続時間の長さから、ダイエット効果の高い食品としても知られています。日本人の食生活にはあまりなじみがないと思われるオートミールですが、大人気の朝食グラノーラにも含まれていたり、スタジオジブリの映画『魔女の宅急便』でも、おソノさんが風邪をひいた主人公キキにつくってくれる「ミルクがゆ」も実は牛乳でたいたオートミールなのです。
オーバーナイトオーツの良いところは、冷蔵庫で寝かしたものを朝電子レンジで温めてもおいしく食べられるところです。寒い朝に冷たいものを食べて体を冷やしたくないという方には、あたためたオーツがゆっくりと体に熱を送ってくれます。
また、オーバーナイトオーツにかけるのは牛乳や植物性のミルクだけでなく、ヨーグルトでもOK。ドライフルーツやココアパウダーも混ぜておくことで、味だけでなく食感や香りも様々に変化させることができます。こちらもフルーツでかわいくトッピングできる女子力の高い朝食です。
チアプリンもオーバーナイトオーツも、火を使わずに準備できるので、残業で遅くなってしまった夜も無理なく準備できるだけでなく、前の晩に食べ過ぎてしまった次の朝も、罪悪感をリセットするかのごとく食べられるので、女子たちの力強い味方になるはずです!
エッグロスコ・エッグスラット
数年前、アメリカから上陸したエッグベネディクトは、女子たちから爆発的な人気を博し、今となっては当たり前のように誰でも知るメニューとして市民権を獲得しましたよね!
いつの時代も女性は卵料理が大好き!
そこで、これからブームの予感の匂いがする卵料理をアメリカ東海岸と西海岸から一品ずつご紹介します!その名も「エッグロスコ」と「エッグスラット」!
エッグスロスコ
まずエッグロスコとは、アメリカ南部から若者のトレンドの発信地ニューヨークのブルックリンに渡り、現在大ブームとなっている朝食です!
サクサクで芳醇なパンからとろとろの半熟卵とたっぷりチーズがあふれ出す一度食べたら忘れられない一品!使われるパンはブリオッシュという、ほんのり甘く、バターがたっぷり使われたパンです。最高級のバターの産地として名高いフランスのノルマンディー地方で生まれ、マリー・アントワネットがフランス革命による貧困で苦しむ民衆に放ったあの有名すぎる一言「パンが食べられないなら、お菓子を食べればよいのに」のお菓子も実はこのブリオッシュであったと言われるほど、贅沢なパンでもあります。
思わずエッグロスコを食べたくなってしまった方に朗報です!昨年、東京・池袋に、エッグロスコが実際に食べられる行列店「egg」がブルックリンから初上陸しました。遠くて行けない!という方には、もちろんレシピさえ知っていればなんと簡単にエッグロスコをおうちでもつくることができます。
<エッグロスコのレシピ>
材料
・ブリオッシュ(ない場合は食パンでも可)
・卵
・チーズ(とろけるチーズでも問題ないですが、本格派を目指すならホワイトチェダーチーズがおすすめ)
・バター
作り方
- パンの中央を途中までくり抜きます。
- バターを熱したフライパンでパンを焼きながら、穴に卵を落とします。
- 卵が少し固まってきたら、ひっくり返して裏面も焼きます。
- フライパンから下ろし、チーズをたっぷりかけて数分オーブンへ。
付け合わせも添えれば、休日のブランチにもぴったりな大満足メニューです。ぜひお試しあれ!
エッグスラット
続いてご紹介するのはエッグスラット。こちらはLA発のインスタ映え抜群のかわいい卵料理です。小さなガラス瓶の中に、ハーブやスパイスで味付けしたピューレ状のじゃがいもをつめ、その上に卵をのせて半熟になるまで湯煎した朝食メニュー。アメリカ版茶碗蒸しといったような感じです。そのままスプーンで食べてもよし、パンにつけて食べてもよし、こちらも一度食べたらやみつきになるやさしい味です。特にコーヒーとあわせるとたまらないおいしさです。
全国に展開するコーヒーチェーン星野珈琲もモーニングメニューにエッグスラットを取り入れているので、気軽に試してみることができますね!
こちらもおうちで簡単に作ることができます!
<エッグスラットのレシピ>
材料
・卵
・マッシュポテト(ポテトサラダでも代用可)
・小さなガラス瓶(耐熱のもの)
作り方
- 瓶の半分までポテトを詰めます。
- 卵をのせます。
- 水を沸騰させたお鍋に瓶を入れて煮ます。
好みに合わせて、ベーコンやバジルをポテトにあわせてもおいしいので、簡単にオリジナルのエッグスラットにカスタマイズできるのも楽しいです!
卵には美しい肌や髪をつくる上でも大事な栄養素がたくさん!おしゃれな食べ方で卵をふだんの朝食に取り入れることによって、おうちを素敵なカフェに大変身させられそうですね!
まとめ
今回はおしゃれ朝食を4種類紹介させていただきましたが、気になる料理は見つかりましたか?
朝食はその日一日の気分を上げる上でも大事な食事です。お気に入りの朝食をみつけて、美しく、健康的な体を手に入れてみてはいかがでしょうか?
ぜひレシピを参考にして見てください!
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