目の下のクマは3種類?青・茶色・黒の色によって原因と対策が違う?

朝起きた時に目の下にできたクマを見てテンションが下がることって、多くの女性が経験していることではないでしょうか?

クマがあるだけで5歳は老けて見えるし、かといって慌ててコンシーラーで隠しても厚塗りになってそれも老け顔の原因になっちゃうし・・・。→目の下は脂肪のたるみで7歳老けて見える!?原因と解消法

本当に厄介な存在ですよね。

それにしてもこのクマ、どうして目の下に現れてしまうんでしょう?

目次

クマができる原因と種類

下瞼から頬張り間の皮膚がとても薄い場所に現れる色の変化を、総称して「クマ」と言います。

実はクマには3種類あってそれぞれ原因もその色も違いますので、ひとつずつご説明したいと思います。

青クマはどうしてできるの?

目の下が青黒くなる、または紫のような色を示す青クマは、一般的に幅広く認知されいる「よくあるクマ」として代表的なものです。

血流不足、血行不良で起こるのですが、それらは何より疲れ目や睡眠不足などの「疲れ」が原因で現れるクマです。

疲れ目や睡眠不足を起こすということは、疲労やストレスで体が万全の状態ではないことの現れと言えます。

人はストレスを受けると血管収縮作用のあるセロトニンという物質を放出し、体内にある血管の多くを狭めてしまいます。

それにより、目の下に張り巡らされている毛細血管も収縮してしまうことにより血流不足や血行不良を起こして、結果的に皮膚の薄い場所に青クマとなって出てしまうんです。

しかも疲労は継続的に人にストレスを与えるので、同時にセロトニンも継続的に放出されてしまうことになり、青クマを長引かせしまいます。

なお、スマホの長時間利用やパソコン画面の見過ぎによる眼精疲労、その他冷え性や乾燥、喫煙も毛細血管を収縮させますので、青クマの原因になります。

茶クマはどうしてできるの?

目の下が茶色または黄色く見える、またはくすんでいるような感じがある場合は「茶クマ」と呼ばれ、女性に多くしかもなかなか解消しません。

これはメラニン色素の沈着や、皮膚が厚くなる(角質肥厚)のが原因で、青クマのように体調で変化することなく常に現れているのが特徴です。

では、どうしてメラニン色素の沈着や皮膚が厚くなることで茶クマとなるかですが、共通して言えることは「間違った習慣」を続けてしまったということです。

まずメラニン色素の沈着。これについてはまず、紫外線対策の不足が皮膚へのメラニン色素の沈着を招き、シミとなってしまうのはご存知かと思います。

なので大抵の方はその対策をするんですが、それが不十分、または間違った対策を続けてしまうと、目の下にメラニン色素が沈着してしまい茶クマになってしまうんです。

さらに、過剰な洗顔やクレンジングも目の下の皮膚を常に傷付けてしまい、それを毎日繰り返すと皮膚の修復が追いつかずに沈着、または角質肥厚を起こしてしまいます。

目の下の皮膚はとても薄いので刺激を受けやすく、皮膚はその刺激に対抗するためにメラニン色素を沈着させたり、皮膚を厚くしようと策を講じる訳です。

それらは生体反応ですので短時間ではできたものではなく長い時間をかけてそのような結果になったため、必然的に解消にも時間がかかることになります。

黒クマはどうしてできるの?

黒クマとは、青クマや茶クマのように皮膚上の色、目の下の色が変わったのではなく、一見そのように見えるだけのクマです。

ではどうしてそのように見えるかですが、人は年齢と共にどうしても皮膚に張りがなくなってしまって、たるみやへこみ、ゆるみが現れたりします。

そのたるみやへこみ、ゆるみが現れた際に生じる影こそが黒クマの正体なんです。

明かりを目の下に照らしたり、上を向きながら鏡を見たときに消えるのは黒クマですので、黒クマがある方は一度鏡を見て試してみましょう。

クマの種類別の解消方法

クマの解消方法について、クマの種類別にまとめたいと思います。

青クマの解消法

青クマの原因は血流不足、血行不良ですので、まずは目の下をお風呂や温めたタオルなどで十分に温めてから優しくマッサージをするのがいいでしょう。

その際、指先を目の下に押し込んだり強く揉み込むと目が痛くなるので、触る程度の感覚でなでるようにするのがコツです。

ただしそれは対症療法でしかないので、根本的な解消を図りたいのであれば青クマの多くの原因となる疲れを取るための睡眠時間をしっかりと確保するようにしましょう。

また、スマホの長時間利用やパソコン画面の見過ぎも可能な範囲で避けておく必要があります。

特に睡眠前のスマホやパソコンは上質な眠りを妨げてしまうので、睡眠1時間前までには電子機器から離れておくことをおすすめします。

茶クマの解消法

茶クマ自体が解消になかなか時間がかかってしまうので、完全に解消したいのならかなり根気がいる作業になります。

茶クマはメラニン色素の沈着や皮膚が厚くなることで起こるものなので、茶クマができないような習慣を心掛けることが大事です。

まず紫外線対策ですが、これはクリームなどのUVカットだけでなく帽子や日傘、サングラスなどをして徹底的に紫外線から身を守りましょう。

そして肌の刺激を避けるために、洗顔やクレンジングを優しくするのはもちろん、顔を拭くタオルも皮膚に優しいものを選ぶとなお良いと言えます。

ですが、優しくしすぎてメイクが完全に落ちていないとそれはそれで肌へのダメージになるので、優しいながらも確実な洗顔、クレンジングを心掛けるようにして下さい。

それを1ヶ月も続ければ、皮膚のターンオーバーも適正になって、個人差もありますけど色素沈着や角質肥厚も解消されていきます。

黒クマの解消法

黒クマの正体が皮膚の影であることから、どのように皮膚を改善またはキープしていくかが問われます。

アイクリームによる目元のケアが一般的で、適宜使用することで目の下のたるみの解消に繋がります。

ただしアイクリーム自体少々高価ですし、種類によってはかなりお値段が張るものもありますので、黒クマを解消したいがためにあまり高価なものを選ぶと、後で息切れしますので要注意です。

その他の解消法としては、顔を動かして表情筋を鍛えたりたるみの原因になるむくみを避けるために睡眠3時間前は何も食べない、また塩分を控えるのも効果的です。

ただ、加齢による黒クマだけはどうやっても避けられないので、これだけは今のうちに皮膚の張りや弾力を維持しておいて、延命しておくという視点を持ちましょう。

場合によっては、黒クマを催している目の下のたるみを手術などの外科的処置で解消するという方法もあるので、それについては専門家に相談した上で判断しましょう。

まとめ

一言でクマといってもいくつかの種類があって、それぞれ原因や解消法が違うということをまとめました。

今あなたの目の下にあるクマはどの種類のクマですか?

クマがあると老け顔の原因になりますし女性としては美容の大敵ですので、それぞれのクマの種類にあった方法で早めの解消を心掛けましょうね♪

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