玄関は気の出入りするところである。と風水では言われています。
でも玄関って、靴以外にも傘や荷物でゴチャつきがちですよね…。
今回は、誰でも簡単に「実践できる風水シリーズ!」の玄関の整え方をご紹介していきます!
目次
風水では陰陽のバランスが最重要!
風水と言えば、難しい用語と難しい知識が必要だと思われがちです。
事実、風水は4000年以上の歴史の中で発展してきた環境学なので、本気でプロとして活躍するのは相当な勉強が必要でしょう。
流派も多く存在しますが、どの流派でも唱えられている「大切なこと」があります。
それは、気のバランスです。
風水で考える「運気が良い状態」というのは、総じて「陰陽のバランスが取れていること」になります。
風水では、全てのものを「陰」と「陽」の性質に分類分けをして考えます。
陰とは、
- 冷たいもの
- 暗いもの
- 古いもの
などを意味し、陽とは
- 熱い(温かい)もの
- 明るいもの
- 新しいもの
を意味します。
例えば、陰の気が必要量以上に体内に滞ると病気がちになり、運気が下がってしまいます。
その逆で、陽の気も取り入れ過ぎると、体を休めることが出来ずに落ち着かない体になり、運気も安定しません。
しかるべき場所に、適切なアイテムを置いたり環境を整え、気を充電させたり調節したりする。
これが、風水のベースの考え方となります。
まず第一に玄関を整えること!
風水で一番着目される箇所が、玄関と水回りです。
特に玄関は、「良い運気を呼び寄せるところ」と言われます。
ただ、玄関には靴以外にも、傘やレジャー道具などの荷物で溢れやすい箇所ですよね。
脱ぎっぱなしの靴や季節外れの用品、レジャー品が玄関を塞ぎがちになると…良い運気をキャッチできずに、運気がダダ下がりに…。
それだけに、玄関の収納やお掃除は最も重要なんです!順に注意したいポイントについてご紹介していきますね。
1.鬼門・裏鬼門を避ける
風水を知っている人や、家を購入した経験のある人は「鬼門(北東の方角)と裏鬼門(南西の方角)」をご存じの方も多いでしょう。
風水では、「鬼門や裏鬼門の方角に三備を設けず」という言葉があります。
三備とは、玄関や門・キッチン・トイレやお風呂などの水回りのことを指します。
玄関の位置が鬼門や裏鬼門にあたる場合、一般的に「良くないことが起きる」とされています。
ただ、これらに関しては昔の生活様式と根深く関係しています。
昔は、現代のように電化製品が発達していなかったので、「日当たりの面」を気にして生活しないといけませんでした。
例えば、鬼門(北東)に水回りがくると冬は冷えや湿気で大打撃。
裏鬼門(南西)にキッチンがくれば、夏は日当たりが良すぎてすぐに食べ物が傷んだことでしょう。
鬼門・裏鬼門に関しては、引っ越してしまってから変えることができませんので、気になる人は住む前にチェックすると良いでしょう。
もう住んでしまった人や気にしない人は、別の要素でカバーすることも可能なので次項からお伝えする内容を実践してみましょう!
2.玄関には明るさを
風水では、基本的に南向きの玄関が良しとされてきた歴史があります。
その理由は、南向きが一番「太陽の光が差し込む」からです。
しかし、建物の構造上によっては日当たりを確保することが難しい場合も多いですよね。
その場合は、照明で陽の気を補えば大丈夫です。
証明を選ぶときのポイントは、日中の太陽の光に近いような色合いにすることです。
また、天井からの照明だけでは明るさが不十分に感じる場合は、足元や壁側にライトやランプを置くと運気が上がります。
陽を取り込むとして、サンキャッチャーを思い浮かべる人もいるかもしれませんが、これは鏡と同じで良い運気を跳ね除けてしまいやすいです。
サンキャッチャーは玄関に不向きなのでやめておきましょう。
3.シンプルに掃除が一番大切
風水と聞けば、特別なアイテムが必要に思われがち…。
実は、何かを足す考えよりも引く考えでシンプルに掃除をした方が運気は上がりやすいです。
掃除は風水の基本中の基本です。汚れている場所に良い運気は訪れないので念入りに整理整頓・掃除に徹しましょう。
掃除のポイントとして、玄関はもちろんのこと、下駄箱の中やドアノブまでキレイに拭きましょう。
まず、ゴミやホコリのはき掃除をしたあと、塩水で絞った雑巾でたたきの部分を拭くことです。
塩を使うことで靴に付いた悪い運気も払うことができ、クリアにできますよ。
4.玄関の床に物を置かない
玄関の床の部分には、ついつい物を無造作に置き勝ちになります。
しかし、風水の観点から言うと玄関床に物を置くことはNG。
玄関は開放的で広々としていた方が良い運気を招きやすくなります。
玄関を狭く感じさないためにも、地べたには物を置かないようにしましょう。
特に注意したいのは、「脱ぎっぱなしの靴」です。
世帯人数以上の靴が散乱していると、運気は一気に下がってしまいます。
幸運を上手に取り入れるためには、季節外れではない靴ですぐに履くものだけを出しておくようにしましょう。
また、しばらく履かない靴はしっかりと汚れなどを落としてから収納するようにしましょう。
5.表札は付ける
現在では、個人情報の関係もありあまり表札を付けている人は見かけませんよね。
特に一人暮らしだと、表札をつけていない人もが多いです。
風水の観点からいえば、玄関の表札とは「誰の家か?」を表す大切なものです。
玄関は良い気が入ってくる入口で、表札は運気を受け取る権利のようなものです。
表札がないと、良い運気が流れやすく、運側に「この人は良い運気が要らないのだな…。」と無視されてしまうのです。
運気をしっかりと受け取れるように、表札は苗字だけでも付けるようにしておきましょう。
6.玄関に鏡は注意が必要
キレイに掃除をして、表札を付けて準備万端!でも、ある一つの行動でこれらの行動が台無しになってしまうことがあります。
それは、玄関での鏡の置く位置で運気の良し悪しが左右されてしまうということです。
せっかく良い運気が、入ってきても、扉を開けて真正面にドーンっと鏡が置かれていた場合…そのまま外へと良い気が跳ね返ってしまうことになります。
これはとても勿体ないことなので、やめましょう。
どうしても置く場所が正面しかない場合は、少しズラして使う時以外は布などで鏡をおおっておきましょう。
また、玄関に鏡を置く位置としてオススメなのが、入って左側か右側に鏡を置くことです。
左側に置けば金運アップに繋がり、右側に置けば仕事運や健康運アップに繋がります。
しかし、欲張って左右どちらにも鏡を置いてしまうと合わせ鏡になってしまい運気が下がりますのでどちらかに置くようにしましょう。
7.玄関マットは必ず敷く
最近では、断捨離ブームやミニマリストの影響から必要以上に物を持たない暮らしが流行っています。
その中でも、玄関マットを敷かない人も増えてきていますが…風水の観点からみるとNG行動になります。
風水でいう玄関マットの役割とは、悪い運気を吸うことです。
外から運気は全て良いものとは限りません。悪い運気(自分にとって必要のない運気)は溜めない方がベストです。
玄関マットは敷くだけで運気を爆上げしてくれる最強アイテムです。
麻やリネンなどの地球に優しい素材のものを使用し、砂やほこりを払い、可能ならこまめに取り換えるようにしましょう。
まとめ
今回は風水の第一弾!「玄関」の整え方についてご紹介しました。
風水の世界では、玄関は重要度が高いエリアでしたね。
また、小難しい知識や手に入りにくいアイテムは不要ですぐに取り入れることができるものばかり。
お掃除のついでに、さっそく実践してみましょう!
その他のエリアの運気を上げる方法も見てみましょう!⇩⇩⇩