占い師が話したくない当たらない理由

占いは「当たる」「当たらない」と聞きます。

なぜ「当たる」「当たらない」があるのでしょうか。

なぜ占い師によって結果が変わるのでしょうか?当たらない理由について解説したいと思います。

目次

あてずっぽなのか、あたり触りの無いことを言ってるだけなのか

まず「本当の占い師」「嘘の占い師」と2パターン存在しているをわかってもらいたいです。

占い師は当たり触りの無い事を言ってるだけですかと聞かれると「NO」です。

それはいわゆるきちんと占いをしてくれる占い師に限ってです。

しかしそうでない「嘘占い師」がいるのも現状です。

私自身、当たり障りのない事を言ってドヤ顔しているのを何人か見てきてがっかりしてしまった経験がございます。

「本物の占い師」というのは自分で「経験」「実績」「研究、考察」「試行錯誤」を重ねて初めて人々が「この人の占いは当たる」と言われるのです。

逆に言えばそれを怠る、当たり障りの無いことを言う占い師が「当たらない」と言われます。

なぜ占いを王様や、皇帝が信じていたのか

昔々、ヨーロッパや中国などの王様達はここぞという時に占い師を呼んでは戦争開始の日付や、生まれた子供の名前などを占って決めて貰っていました。

もちろん、日本の殿様もお坊さんに手ほどきをして貰っていました。

国を治める長たちはなぜそんな大事な決め事を占い師に決めて貰っていたのでしょうか。

結論からいうとやはり当たるからなんです。

村からよく当たる占い師を連れてきては試しに色んな人間の境遇や性格を占わせて、当たらない占い師は切り捨て、残った者は王族に仕えたといい伝えられています。

占い師から手ほどきを受け、国を統治していました。

大きな国ほど優秀な占い師がいると言っても過言ではありません。

ここで話が変わってしまうのですが、最近まで私は事務のお仕事をしていて、その会社は親族経営でした。

社長の息子さんがお二人いてらっしゃったのですが、こっそり占ってみたことがありました。

印象に残ったのが名前の付け方で、息子たちの名づけ方が社長の跡取りを意識したものでした。

素人が意識してつけたとは考えられないくらい本人たちに合わせた名づけ方をしていて、これはプロがつけたものだと思い、すぐに社長に確認しました。

もちろんその通りで、さらに驚くことに事務所を置く場所、自宅からの方角、事業開始日など重要な事も占ってもらっていた事がわかりました。

その会社は創業40年以上のその業界では知らない人がいないくらいの大きな会社です。

従業員が10数名で少ないのにも関わらずそこまで会社が大きくなったのは、

社長が占い師に頼ったおかげだと身をもって再認識させられた出来事でした。

また、大企業といわれている会社の名前なんですが、「姓名判断」の話になるといわゆる画数の合計が「吉数」だったりで、されど名づけとあなどってはいけません。

私自身も生まれて親が名づけをする際に、知り合いにとある有名人の名前を付けたという方に名前を決めてもらいました。

決め方は、両親と祖母が複数名前の候補を出してその中から占い師が一番いいものを選ぶというような形でした。

私は女性なのですが、苗字と女性名の兼ね合いが良い名前をつけるには難しく、候補はすべてボツでした。

理由は「すぐに亡くなる」「病気を患って一生苦しむ」などでした。

最終的に祖母がたまたま出した名前が「病気のしない丈夫な体」など名づけるにはOKな範囲内のものでしたので祖母が名付けた名前に決まりました。

そして10数年たち、占いの世界にハマってある程度の事を理解した後にボツ候補の名前を聞いて鑑定してみたのですが、本当にその通りで我ながらゾッとしてしまいました。

同時に両親、祖母と決めてくださった占い師に感謝しました。

現代でも一部の官僚や大企業の幹部は大事な決め事をする際に占い師の力を借りているというのは占い業界の中ではすごく有名な話です。

占いが100%的中できないワケ~なぜ当たらないのか~

占い師は免許というものはなく、

今から「占い師です」と名乗ったら占い師です。

もちろん色んな人間を占ってきた「経験」「実績」が大事です。

占いには大きく2タイプの占い方法があり、今回は占いのタイプ別の紹介とさらになぜ当たらないのか、その理由をお話しします。

「○○占い」だけの一種類の占い師タイプ

駅地下などでよく見る「手相占い」だけの1種類パターンの占いです。

絶対に当たらないわけではありませんが、「的中率は低い=当たらない」と言えます。

何故かというと複数の占いの手段で相手を占い、その結果を総合的に占い師本人が解釈してまとめる事により「的中率が高い=当たる」という事になります。

「姓名判断」「手相」「四柱推命」等・・・複数占いを駆使する占い師タイプ

占いロードや、占いの館などでよくお見かけします。

先ほどの一種類占いタイプの話では総合的に占ったほうが当たるとお伝えしました。

ですが、一概に当たるとは言えません。

なぜかと言いますと

「その占い師本人がどれだけ鑑定の経験を積んで、その結果を持ち帰り研究、考察しているか」なので、

占いの館などにいる占い師が絶対当たるとは言い切れません。

じゃあ当たらないんですよね?という事で解釈されがちなのですが、

とある双子を例にして当たらない理由を解説したいと思います。

一人は結婚をしていて幸せな生活をしていますが、もう一人は恋人と別れて家に閉じこもっています。

二人とも鑑定に必要な事は一致しています。

何が違うかというと、同じ出生時間、場所、場所などが一緒でも結局のところ、同じ資質を持ちながらも、周りの環境や人の影響と、何よりも本人の気持ちの持ち方と、努力をしているか、です。

例えば、同じ時間、生まれが一緒でも「いつ結婚できますか」と鑑定依頼されても今まで年中家にずっと閉じこもっている人と、婚活パーティーや合コンに積極的に参加し、身なりに気を配っている人とでは占い師が結果を出しても前者がその通りにはならなかったりするのです。

基本的に占いが当たるかどうかは本人がより人間らしく、自分らしく努力しているほど占いは当たると言えます。

中国の皇帝の話を引き合いに出すと、

明の時代に時の権力者である洪武帝は、自分と全く同じ命式(四柱推命の占いの結果表のようなもの)を持った人間がいると聞き、天下を盗られるのではないかと心配して、

その人物を呼び出しました。その人物は洛陽に住む李と名乗る貧乏な老人です。

その身なりを見て安心した洪武帝は老人に「何をして暮らしているのか」と問いました。

「わたしはハチの巣を13養って日を暮らしております。」と老人が答えると、洪武帝は次のように言ったと伝えられています。

「これは我が国が享有する13省から税を徴収しているのとまさしく同じである。」

運命がすべて決められてしまっているわけではありません、自分の性格や考え方を意識して変えようとした場合には、その違いは顕著に出てくる事になります。

最後に

当たらない理由も他にもございます。

流派

 →占いにも流派というものが存在しています。

  四柱推命でもたくさんの流派があり、手法があります。

姓名判断でも漢字の画数をみる際に新漢字、旧漢字のどちらかで画数を判断しなくてはならないのですが、占い師によってはズレがある事は否めません。

研究を重ねた末の自己流

(流派とは少し似ているのですが、研究考察が占いの本当の結果とはズレている)

本人の研究考察不足という事になります。

当たっていると言われている方でいうと、細木数子さんの「六星占術」です。

本来の占いの方法をガラッと変えてるわけではないのですが、なかなか的を得ている占いの方法だと認識しています。

占いは占い師が経験を重ね、編み出した画期的な人生補助の役割だといえます。

時代の流れに沿って占いの手法や考え方も変えなければなりません。

江戸時代の庶民の生活と現代の庶民の生活は全く違います。

「昔の職業」と「現代の職業」では占いの内容も違ってきます。

時が流れ環境が変わるにつれ、占い師も時代の流れに追いつこうと必死なのです。

そのなかで「ズレ=当たらない」が少なくとも生じているといえます。

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