二の腕のぶつぶつが気になることありませんか?
夏はノースリーブなどを着て二の腕を見せることも多いですが、そんなときにぶつぶつが目立つと嫌なものです。二の腕にかゆみを伴うときもありますし、痒くない場合もあります。
どういった症状などがあるのでしょうか。
目次
二の腕でお悩み!このぶつぶつを何とかしたい!
二の腕にできるぶつぶつはさめ肌とも呼ばれており、多くの方が悩んでいます。二の腕のぶつぶつが気になる方というのは女性の約60%にも上っているそうです!
二の腕のぶつぶつに悩んでいる方の口コミを見ると
夏場でも半そでが着られず、一日中、長袖で過ごしている。ノースリーブが着られるようになりたい。
二の腕のぶつぶつが気になるので、皮膚科に出向いて診てもらったけれど、治らないと言われた。
どのようなスキンケアをしたらよいかが分からないので、どうやって直したらいいのかわからない。
二の腕に自信が持てず、鏡を見るたびにため息が出る。
二の腕を見せておしゃれなども楽しみたいけれど躊躇してしまう。
乾燥対策など様々なケアをしたけれど、一向に良くならない。
以上のような口コミが見られました。二の腕以外にも、太ももなどにもできて肌がざらっとしてぶつぶつが出来ます。
顔などにできるニキビ対策には多くの薬やスキンケア製品が販売されていますが、二の腕をケアしてくれる化粧品などはあまりないのが実情です。二の腕のぶつぶつが治らないからとあきらめている方も多くいらっしゃいます。→二の腕のぶつぶつに効くクリーム!おすすめ化粧品5選!
二の腕のぶつぶつの症状
二の腕のぶつぶつの症状としては、二の腕の内側や外側に、痒みが伴う場合と伴わない場合がありますが、痒みが引き起こされた場合などに掻くと、肌に痕が残る場合もあります。
二の腕のぶつぶつには、特に色の変化は見られない場合もありますが、毛細血管の拡大や軽度の炎症が起こり、赤色や褐色をしたぶつぶつができることがあります。また、毛穴が詰まることで行き所がなくなった毛などが皮膚の表面から見られる場合もあります。皮膚の乾燥が進み、肌の表面がざらさらとしてきます。秋から冬にかけての乾燥する時期に悪化する傾向が見られますが特に痛みはないケースが多いです。
これらの症状は、毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)または毛孔角化症(もうこうせいかくかしょう)と言われており、皮膚病の一種として治療の対象になります。
身体中では二の腕の外側や内側、太もも、お腹周りなどに出来ることが多いです。
毛孔性苔癬の場合には、多くは、20歳代から回復してきて、30歳代ではかなりの人が良くなっていきます。美容の観点からは、20代くらいの女性が美容皮膚科に通って治療を受けている場合も多いです。
また、ぶつぶつが一過性のものであれば、別の原因も考えられます。あせもやニキビ、マラセチア菌、ダニ、日光過敏症なども二の腕のぶつぶつの原因となります。
これらの場合には、皮膚を清潔に保つことが必要になってきますので、スキンケアには注意を払う必要があります。
二の腕のぶつぶつの原因
二の腕がぶつぶつになる原因には、毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)または毛孔角化症(もうこうせいかくかしょう)があります。
二の腕の外側の部分は、洋服などの摩擦によって、外部からの刺激があるために、皮膚が硬くなっています。そのために、毛穴に角質が詰まったりすることで、ぶつぶつができやすくなります。
本来、肌表面の角質というのは、肌のターンオーバーとともに古いものは除去されていくのが普通です。しかし、何らかの原因によって、角質がうまく剥がれ落ちずに、毛穴周辺に角質が溜まってしまい、大きくなっていくことがあります。
行き場を失った角質は、毛穴をふさいでしまうことになり、かたまった角質の頭が毛穴の上に見えていることでぶつぶつとして現れてきます。
原因としては、肌のターンオーバーを促進する作用のあるビタミンAの不足であったり、ホルモン代謝の異常や脱脂線機能の異常などが原因とも考えられています。小児期に発症し、思春期ごろに増加する傾向が見られます。アトピー性皮膚炎や肥満などとも一緒に発症することも多く、食生活や生活習慣なども関連があるのではないかという見方もあります。
事例としては、ありふれたものであり、ただの生理現象としてみなされる場合も多いので命の危険もありません。
遺伝性が見られていることから、毛孔性苔癬は遺伝するものであるという見方もあります。
二の腕がぶつぶつになる原因としては、二の腕の脱毛などもあります。
毛抜きで二の腕に刺激を与えることは、毛穴と肌には大きなダメージとなります。炎症を引き起こしたり、毛穴がぶつぶつと盛り上がって鳥肌状態になったりします。色素沈着を起こすこともありますので、注意が必要です。
お肌の調子が悪い時には、脱毛は避けた方が良いでしょう。
ニキビも二の腕のぶつぶつの原因になります。
顔にできるニキビは皮脂や汚れが毛穴に詰まることで出来ると言われていますが、二の腕にできるニキビはお肌の乾燥や汗によって蒸れること、紫外線やストレスなどが原因と言われています。二の腕は、洋服などで隠れている部分であるので、皮脂や汗などが溜まりやすい部分でもあります。
紅色汗疹の場合もあります。
紅色汗疹はあせもの一種であり、汗が溜まりやすい部分に多く出現します。かゆみを伴いますので、ひどくかいてしまうととびひ(伝染性膿痂疹)に感染する可能性が高まりますので、注意が必要です。
蕁麻疹が原因で腕にぽつぽつが出来る場合もあります。
蕁麻疹の場合には、強いストレスなどを受けたときなどに、痒みを伴って体の疲労とともに出現することが多いです。蕁麻疹は再発を繰り返しますし、強い痒みを伴いますので、このような症状が現れた場合には、皮膚科を受診するのがいいでしょう。
日光過敏症やダニの可能性もあります。
日光過敏症やダニなどの場合には、赤くなりかゆみを伴うことも多いです。ダニの場合には1週間程度治らないということもあります。
二の腕のぶつぶつの対策方法は?
二の腕のぶつぶつに対する対策は様々ありますが、まずは食生活や生活習慣などを見直してみるのもいいでしょう。刺激物を多くとっていないか、栄養バランスはきちんととれているかなどが重要になってきます。
また、お風呂に入るときや眠るときに寝具やタオルなどがきれいになっているかどうかもポイントです。ニキビなどの場合には、皮膚を清潔に保っておくことも必要になります。
また、対策としては、かゆみを伴う場合には、あまりひどく掻かないようにしましょう。二の腕の皮膚は柔らかく刺激には弱くなっています。掻いてしまうと治りが遅くなりますし、ひどく掻くことで細菌感染などをおこしてさらにひどくなるという悪循環に陥る可能性もあります。二の腕にぶつぶつが現れてもかかないようにしましょう。
そして、保湿をきちんと行いましょう。二の腕のぶつぶつの原因は乾燥や摩擦による刺激と言われています。お風呂上りなどにはローションを使用して、保湿を行うことが必要になります。保湿対策のクリームなどを準備しておくといいでしょう。
それでも二の腕のぶつぶつが気になったら・・・。
二の腕に出来るぶつぶつの症状とその原因についてお伝えしてきました。原因は様々ありますが、一年中治らない場合には、毛孔性苔癬などの皮膚疾患が疑われることがあります。幼少期より悩まされている場合には、毛孔性苔癬である可能性も高いです。その他にもニキビや蕁麻疹、日光過敏症やダニなどが原因となって引き起こされている場合もありますので、病院に行きましょう。