ダイエット中の停滞期の3つの乗り越え方

「痩せて理想の体型を手に入れたい」「あの洋服が似合う女性になりたい」「みんなからスタイル良いねって言われたい」など様々な願いからダイエットに挑戦したことがある人は少なくありません。

ただし、自分が想い描いている姿にたどり着くことができた経験をしたことがある人は実は多くありません。

ダイエットを始めて、挫折してしまう原因が「停滞期」と呼ばれる時期なんです。

始めのころは順調に体重も下降していたにも関わらず、ある時期から、食事制限や運動を頑張っているにも関わらず、思ったほど体重が落ちていない、全然体重が減少しないなど「壁」にぶつかりそこを乗り越えられずに諦めてしまったことありませんか?

今回は、ダイエット中の停滞期がおきる理由や停滞期を上手く乗り越える方法について紹介していきます。

目次

ダイエットの体重減少の仕組み

ダイエットをする際に減少させたいのは脂肪ですよね。

ダイエットの仕組みとしては脂肪を燃焼させることで体重が減少するというものですよね。

例えば、食事制限をした場合、摂取カロリーが不足しますから、身体に必要なエネルギーが不足してしまうことがあります。

身体に必要なエネルギーが不足した場合、どこから使われるかと言うと蓄えている脂肪を燃焼させて使うことになります。

そのため、始めの頃は余分な脂肪が一気に燃焼し、体重もスムーズに減少していきます。

しかし、徐々に燃やせる脂肪が減ってくるため、体重減少に滞りが出てきます

ちなみに、同じ身長でも体重が重い人と軽い人が同じようにダイエットをしても体重の重い人の方が急激に体重が減るという話を聞いた事はありませんか。

体重が重い人の方が当然、軽い人より多く脂肪を蓄えているため、燃やすことができる物が多いんです。

ダイエットは体重が落ちない時期が来る?停滞期って何?

ダイエットを始める人の多くが「食事制限」や「運動」をスタートさせます。

特に「食事制限」に挑戦する人が多く、食べたいものを我慢するダイエットからスタートする人が多い様です。

しかし、食事制限や運動だけでは限界が出てきます。

ダイエットを始めた頃と同じ様に食事制限をしたり運動をしているにも関わらず、体重が減らなくなる時期を「停滞期」と呼びます。

この停滞期が訪れる理由について紹介しておきます。

実は「食事制限」をすることで身体に吸収されるカロリー量が減ります。

当然、摂取カロリーを抑えるわけですから、ダイエットとしては基本的な考え方で間違っていません。

しかし、身体自身は「ダイエット」のためにカロリーを控えているとは考えてくれません。

どのように身体が感じるかというと、「エネルギー源が減少し、生命の危機が近づいている」と考えてしまうわけです

つまり、本人の意図とは違った勘違いを引き起こしているんです。

そのため、身体は生命を維持するために少ないカロリーを少しでも蓄え、省エネになろうと働きかけを始めます

そうすると、体重は減少せず、停滞期とよばれる時期に入ってしまうわけです。

停滞期っていつくるの?

では、停滞期ってどれくらいの時期にやってくるのでしょうか。そして、終わりはないのでしょうか。

停滞期の時期について説明をします。

停滞期が来る時期は人それぞれ違うのですが、おおよそダイエット開始前の体重から5%、体重が落ちたところでやってくることが多いといわれています

例えば、60kgの人がダイエットを始めた場合、5%ですから、57kgになったくらいに停滞期がくるということになります。

何時まで続くかというのは、実は人それぞれです。

ゴールが見えないというのも中々つらいですが、そこを乗り越えてやっと自分の理想とする体重を手に入れることができます。

停滞期を乗り越える方法

では、この停滞期をどのようにすれば乗り越えられるのか3つ紹介をしたいと思います。

1つ目は、身体の勘違いを勘違いと思わせること

身体は、エネルギーを蓄えなくてはいけないと思い込んでいるわけですから、蓄えなくても大丈夫だよと思わせることが重要です。

そのための方法としては休息日を作ることです。

精神的にも、身体的にも、休みなく制限をかけ続けるのは逆にストレスになってしまうことがあります。

そのため、そのストレスを定期的に解消するために、今日はダイエットお休みという日を定期的に作ります。

もちろん、そのスパンが短すぎるとダイエットをしている意味がありませんので、1週間から1週間半の間に1日の割合で食べても良い日を作ります。

この日は、食べる物はあまり気にせず、自分が食べたい物をたべる方が良いですね。

ただし、スナック菓子やカップ麺など添加物たくさんの高カロリーの物はなるべく避けましょう。

ダイエット中の身体にとっても良い効果はもたらしてくれません

当然食べた日には、体重が増えることになりますが、あまり気にすると上手くいくものも上手く行かなくなります。

割り切ることで停滞期を乗り越えましょう。

2つ目は、デトックスをしにいくこと

食事制限や運動だけでは身体の中に溜まっている老廃物を全て出し切ることは難しいと言われています。

エステや岩盤浴などデトックス効果があり、自分自身もリラックスできる空間を活用することで身体全身をすっきりさせることができます。

少しお金と時間はかかりますが、痩せるという身体作りだけでなく、綺麗になるという美容の面も同時に磨いていくことができます

ストレスを解消してくれる効果もあるので、老廃物を外に出し、気持ちも新たに取り組むことができます。

3つ目は、体重計に乗らないこと

ダイエット中は、1日、1日、どれくらい体重が減ったか細かくチェックしたくなりますよね。

しかし、停滞期を迎えてしまうと体重が減らないため、体重計に乗るたびにストレスになっていしまいます。

それまでに行ってきたダイエットは体重が減少しているのは間違いないですから、ダイエットとしては正しい方法です。

自分のことを信じて、リズムは変えずに体重計に乗るのを一旦やめます。

2週間から1ヶ月体重計に乗らず、同じ生活を続け、久々に体重に乗ると停滞期を抜け出していることもあります。

また、数値にとらわれすぎず、くびれのある身体作りや足痩せトレーニング、小顔に見せるメイクなど見た目の変化を重視する方法をその時期に取り入れるというのも良いかもしれませんね

そうすると、数値が変化した時以上に、周囲の人からは「痩せた?」や「なんか変わった?」と嬉しい反応をしてもらえるかもしれませんね。

まとめ

停滞期はダイエットを続けていると誰にでもやってくるものです。

あまり焦り過ぎるとストレスになってしまうので、停滞期がきたら「来たな!」くらいの余裕をもって構えられると良いですよね。

この停滞期を乗り切るためには、ダイエットしてどうなりたいという成功イメージとモチベーションを下げないことが重要です。

そのために、友だちや家族と一緒にダイエットに取り組んでみたり、また、今はダイエットに関するアドバイスをくれるプロのトレーナーもいますのでそういったところを活用してみたりしても良いかもしれません

停滞期を上手く乗り越えて、自分の理想とする身体を手に入れることができる日もきっとすぐそこに来てますよ。

つらい時期を乗り越えるために、今が踏ん張り時ですね。

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