キッチンは、トイレや玄関と同じく重要なエリアです。
今回は、誰でも簡単にできる風水シリーズ第3弾!キッチンの整え方についてご紹介していきます!
目次
キッチンは「健康運」に影響を及ぼす
「風水をしよう!」と思い立ったとき、玄関やトイレに比べてキッチンは後回しにしがちなエリアになります。しかし、トイレや玄関と同じく、キッチンも風水をする上で欠かせないエリアとなります。
「食」の意味をもつキッチンは、健康運と強い関連があり金運も関係します。
キッチンで調理された食事を体内に取り入れて生活しているので、そのキッチンの気の影響をもろに受けていることのなります。それだけに、キッチンの環境づくりは重要なんです!
また、「家のどの位置にキッチンがあるのか?」でも使うカラーやアイテムが変わってきます。キッチンの風水について順に詳しく解説していきます。
キッチンの方角
風水を知っている人や、家を購入した経験のある人は「鬼門(北東の方角)と裏鬼門(南西の方角)」をご存じの方も多いでしょう。
風水では、「鬼門や裏鬼門の方角に三備を設けず」という言葉があります。三備とは、玄関や門・キッチン・トイレやお風呂などの水回りのことを指します。キッチンの位置が鬼門や裏鬼門にあたる場合、一般的に「良くないことが起きる」とされています。
ただ、これらに関しては昔の生活様式と根深く関係しています。昔は、現代のように電化製品が発達していなかったので、「日当たりの面」を気にして生活をしないといけませんでした。
例えば、鬼門(北東)に水回りがくると冬は冷えや湿気で大打撃を受けます。裏鬼門(南西)にキッチンがくれば、夏は日当たりが良すぎてすぐに食べ物が傷んだことでしょう。
鬼門・裏鬼門に関しては、引っ越してしまってから変えることができませんので、気になる人は住む前にチェックすると良いでしょう。
もう住んでしまった人は、別の要素でカバーすることも十分に可能なので次項からお伝えする内容を実践してみましょう!
キッチンマットを敷く
キッチンは、風水の陰陽五行でいうところの「火」の気が盛んな場所とされています。
火力や電力をつかって調理するので、そのように言われていますが、調理器具では包丁やピーラーなど「金」の気をもつ金物も必ず使いますよね。
風水では「火は金を燃やしてしまう」と考えられていますので、実は金物と火の元は相性が悪い組み合わせなのです。
そこで、この火の気を緩和させるために「木」の気をもつマット類が重要なアイテムとなります。これまで、トイレ・玄関編でも述べてきましたが、風水では「マット類」が超必須アイテムとなります。
キッチンのゴミ箱
毎日調理していると、ゴミクズや油汚れなどで特に汚れやすいキッチン。キッチンの汚れは、健康運だけでなく金運にも強く影響します。
コンロや水回りはもちろんのこと、冷蔵庫の中やストック棚なども小まめに整理や掃除をするようにしましょう。
まず、コンロや電子レンジなどの火の気を生じるところは念入りに掃除しましょう。火の気が強すぎると、金の気を持つ「お金」が燃えることとなり、金運が消耗してしまう原因に…。
浪費癖を抑えたい人や、貯蓄をしたい人はキッチンを常にキレイにしておきましょう。
ゴミ箱はフタつきにする
キッチンに限らず、ゴミ箱はフタ付きのものにするのが風水では鉄則です。ゴミ箱はフタのないもののほうが捨てやすく便利ですが、風水では、ゴミの悪い気が家中に拡散してしまうと考えられています。
生ごみはフタ付きを選ぶ人も多いですが、ペットボトルや袋などのゴミ箱には案外フタを付けていない人も多いです。インテリアの面でも、フタのついたゴミ箱の方がスッキリとするでしょう。
冷蔵庫内をキレイに整頓
冷蔵庫は風水的にみると「水」の気を持つものです。陰気がたまりがちで、悪い気が溜まりやすいところです。なので、食材の管理や整理は非常に重要になります。
キッチンには、火や金と同じく水の気も共存する場所なので、それだけバランスが崩れやすいのです。また、食材の収納箇所も考えなくてはなりません。
例えば、コンロの下に飲み水や食べ物をしまうと火の気の影響を受けやすく、健康運を下げてしまう原因になります。
また、プラスチック製品は風水的にみて「悪い火の気」となりますので、なるべく陶器やガラスなどの入れ物へ変更してみましょう。
キッチンの方位別カラー
キッチンが家の中心から見た時にどの位置にあるのか…。確認が出来れば、次は方位別に運気があがるカラーをご紹介していきます。
北側のキッチンは、水の気を司る方位です。なので、水垢や水汚れを溜めないように掃除しましょう。カラーはホワイト系で、アイボリーなどもオススメです。木製のインテリアでさらに運気がアップします。
東にキッチンがある場合、木の気を司る方位なので飾り過ぎず、スッキリとナチュラルなインテリアで運気が上がります。カラーは水色系がオススメです。成長を意味する東側は、計るもの(タイマーや量りなど)を置くとさらに運気アップ。
北東にキッチンがある場合、風を取り込む方位であるので調理の後の悪臭やゴミの匂いには注意が必要です。カラーはオレンジ系を取り入れ、いい香りのするもので金運アップを図りましょう。
南のキッチンは、火の気を司る方位です。なので、さらにキッチン全体が火の気が旺盛になりがち。土の気を持つ陶器製のもので中和させるようにしましょう。カラーは、ホワイト系と緑系がオススメです。
南西のキッチンは、安定的で重厚的な雰囲気と相性が良い方位です。全体的に統一感を出して、シックな感じにすると良いでしょう。カラーのオススメは、ベージュ系です。
西にキッチンがあると、散財しやすいと言われています。西は金運との縁が深い方角です。丸くて白いインテリアが運気をアップし、カラーはイエローがオススメです。
北西にキッチンがある場合、「主」を意味する方位で安価なものよりも高価なものを取り入れると運気が上がりやすいです。カラーはベージュやピンクで、柄はストライプがオススメです。
観葉植物とカーテンをする
シンクなどの水回りは「水」の気が盛んで、コンロなどは「火」の気が盛んです。そこで、「木」の気が旺盛な観葉植物や生け花を置いてバランスをとるようにします。
また、キッチンに窓がある場合は必ずカフェカーテンや薄い布を吊るしておくようにしましょう。風水では、窓から金運が逃げてしまうと言われているので、なるべく付けるようにしましょう。
フライパンを目線の高さに吊るさない
収納スペースの事情もあり、フライパンをフックに掛けて目線に高さに吊るす人は結構いますよね。しかし、風水では使用済みの焦げついたフライパンを目に触れるところに置くことはNGとされています。
お金の消費ペースが速くなったり、浪費癖が付きやすくなります。なるべくシンクの下にしまうようにしましょう。
また、コンロの上に調理し終わった鍋などを置きっぱなしなのも、「お金を燃やす」という意味があり、良くありません。調理が終われば、タッパーやお皿に移し、鍋やフライパンは早めに片づけるよう心掛けましょう。
まとめ
今回は、風水で運気を上げる方法「キッチン編」をご紹介しました。キッチン、トイレ、玄関は家の中でもとっても重要なエリアでしたね。
リビングや寝室よりも、まずはここの3カ所を積極的に整えることで運気は上昇するはずです。基本は掃除と整理整頓なので、そこさえ徹底していれば運気が下がる心配はないようですね。
その他のエリアの運気を上げる方法も見てみましょう!⇩⇩⇩