ローフードダイエットレシピを紹介!食材選び間違ってませんか?

寒い冬から温かい春へと変化する季節の変わり目。激しい気候の変化に体がなかなか追いつかずアレルギー体質になりやすくなってしまったり、疲れやすくなったり、体の調子が近頃なかなか優れないという人も多いのではないでしょうか。

そんな方に今こそぜひ挑戦してもらいたいのが、ローフードです。

最近雑誌などでよく「ローフード」という言葉を耳にしませんか?

ローフードとはいったいどういったものなのでしょうか。今回はローフードレシピについてもご紹介します。

目次

ローフードとは?

ローフードは英語でRaw Foodと表され、火を通していない状態の「生の食べ物」のことを指します。

日本語では生命力に満ちた食べ物という意味を込めて、「生食(せいしょく)」とも呼ばれています。

食材を生の状態で体に取り込むことで、酵素、ビタミン、ミネラルをはじめとする栄養素を上手に取り入れる健康や美容を意識した食事法で、数々のダイエット効果も報告されています。

ローフードの食事法では、高温で加熱した食品はもちろん、多くの加工食品もNGとしているため、小麦粉、動物性食品、乳製品、白砂糖も摂取することができません。

ただし、酵素を賢く取り入れるために考えられたローフードであるため、酵素を壊さない48以下の温度では食材の加熱処理をしても良いとされています。

ローフードのメリット

それでは、なぜローフードがこんなにも健康的であると提唱されているのでしょうか。

ローフードのもととなっている考え方に、酵素栄養学があります。

その中では、生の野菜やフルーツを食べることで、代謝酵素が働いて血液循環が改善することで、体温が上がると考えられています

体内で代謝酵素が活発に働くことで、代謝ももちろん盛んになると言われておりダイエットにも効果的です。

ローフードを実際に試した方からは以下のような感想が挙がっています。

  • 体が軽くなって疲れにくくなった
  • 目覚めが良くなった
  • 体の調子が良くなった
  • 減量できた
  • 肌がきれいになった
  • 腸の調子が良くなった

ローフードでは何が食べられる?

ローフードは、素材をそのままの状態で食べるという意味ではとても手軽に試せる食事法の一つです。

それでは、実際にどんな食材を食べることができるのでしょうか。

ローフードで食べることができるのは主に以下の食材です。

  • 生野菜、生のフルーツ
  • ナッツ
  • シード
  • ドライフルーツ
  • 海藻、海苔
  • オイル
  • 発酵食品

などがあります。

ローフードのレシピ例

出典:http://www.rawfood-kentei.com

ローフードといってもどんなレシピを実践すればよいのでしょうか。

それでは、ローフードを使って家庭でも簡単につくることのできるレシピ例を挙げてみましょう。

  • サラダ
  • スムージー
  • なます
  • ガスパチョ
  • 生ジュース
  • 漬物

などがあります。

ローフードは基本的に火は使用できないため、ミキサーをもっておくと食材の形態を変化させることができるので、非常に便利です。

話題のロースイーツとは?

出典:http://www.f-s-net.co.jp

ローフードが広まっていく中で、「ロースイーツ」なるものが生まれました。

ロースイーツとは、ローフードを使ったデザートのことで、お菓子をつくる上では当たり前のように使用する白砂糖、卵、小麦粉、乳製品などの材料を一切使用せずに、季節のフルーツやナッツ類をたくさん使って、もちろん加熱も一切せずにしあげるデザートのことを言います。

ロースイーツが高い評価を得ているのはそのヘルシーさや低カロリーである点だけでなく、おいしさはもちろんその華やかな見た目で、本来のスイーツとも全く劣らないその魅力は、ローフード実践者やビーガンの方だけでなく、アレルギー体質の人にもやさしいスイーツとして人気を集めています。

単純に、お菓子は大好きだけど罪悪感があるので、食べるのを控えているという方にもぴったりであるため、特に食事に気を遣うヨガファンたちからも大人気で、ギルトフリースイーツとも呼ばれているのはその所以です。

  • パフェ
  • タルト
  • ティラミス
  • ムース
  • トライフル
  • アイスクリーム
  • ブリスボール

などはローフードでつくることが可能です。火を通さなくてもこんなにもたくさんの種類のおやつがつくれるなんて、本当にうれしいですよね!

注目食材「デーツ」

https://www.amazingworld.jp/fig-mag/dates10161/

出典:https://www.amazingworld.jp

つくる工程で白砂糖が使用できないロースイーツは、一体どのようにしてお菓子を甘く仕上げることができるのでしょうか。

ロースイーツの甘味料としてよく使用されるのが、「デーツ」という食材です。

日本人の食生活ではあまりなじみがありませんが、デーツとは、中東のアラブ諸国で愛されてきた、ナツメヤシの実を乾燥させたドライフルーツのことです。

デーツの栄養価は非常に高く、ローフードだけでなく、マクロビオティックでもよく使用されています。

食感はプルーンや干し柿に似ていますが、独特な味も香りもクセもなく、非常に食べやすい食材なので、甘味料として使用するにはぴったりなのです。

また、砂糖のように加工した糖質ではなく、ナチュラルな糖質であるため、砂糖を使用してつくったお菓子を食べた時よりも血糖値はとても緩やかに上昇するので、体に優しいとされています。

その甘さは、はちみつ替わりにシロップとしても使用されるほどです。ドライフルーツとして保管できるので、古くから長期保存できる保存食としても世界中の人々に親しまれてきました。

デーツは、カルシウム、カリウム、鉄分、マグネシウムをはじめとするミネラルが豊富に含まれているので、代謝を高める役割をしてくれるミネラル分の摂取に多いに役立ちます。

また、デーツはたったの3粒で、バナナ1本分に匹敵する豊富な食物繊維が含まれています。デーツは、甘いのに、太りにくいという最高の食材なのです。

デーツは、水分に一晩浸し、ミキサーにかけてデザートにしたいものと混ぜ合わせるだけで、やさしい甘味をもたらしてくれます。際立った味がないため、スイーツの味をきちんと甘味という役割だけで引き立ててくれます。

ドライデーツの1日の摂取目安は35粒ですが、甘味をプラスさせるために使用する分としては十分な量です。

また、デーツは粘着性があるので、固めるだけで、素材自体が固形化します。

そのため、火を使用しなくても、ナッツやオーツ、ココアパウダーとまぜるだけで、型に入れて押すなどして成型するだけで、ブラウニーやエナジーバーを簡単に作ることができます。

ローフードの注意点

ローフードは取り入れる食材はすべて生の状態であるため、食べるときにきちんと咀嚼をしないと、体内で消化しにくくなってしまうというのが事実です。

また、オーガニック食材を使用しない場合は、本来は湯通しなどしなければならないような、水洗いだけでは落としきれない残留農薬が体に取り込まれてしまう恐れがあります。

そのため、健康を意識するのであれば、無農薬食材を選ぶなど、食品選びに徹底して気を付ける必要があります。

まとめ

私たちの体は日々食べるものから構成されており、精神的な面でも日々食べ物からエネルギーをもらいながら生きています。

栄養や生命力に満ち溢れた食べ物を食べながら生きることはポジティブな生き方をする上でもっても大切であることが見直される中で、ローフードにはこれまでにない注目が集まってきています。

積極的にローフードを取り入れて、心も体もヘルシーな食生活を気遣ってダイエット、新たな美しい自分をみつけることができるかもしれません!ローフードレシピを参考にしてみてください。

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